花嫁修業というと、料理教室のように結婚生活に活かすことが出来る習い事をする、 というイメージがあるかもしれません。
確かに、結婚をすれば料理などを含めた家事をするというのが、女性にとっての第一の役割になります。
しかし、役割を完璧にこなせたとしても、結婚生活はそれだけではうまくいかないものなのです。
どんなに綺麗に料理を盛り付けても、どんなに凝った料理が作れたとしても、 女性としての所作や内面が美しくなければ、お料理も色あせてしまいます。
つまり、花嫁修業で大事なことは、自分自身の人間性を高めて、 内面から美しくなるということが大切だということです。
自分を磨くための花嫁修業として、一番に思い浮かべられるのは、茶道やお花だと思います。
これらの花嫁修業というのは、実践的なものではないかもしれません。
いまどき、自宅でお茶を点てるということもないでしょうし、 お花を飾ることはあっても、華道のような花器を使って豪華に飾り立てるということはないでしょう。
それでも、花嫁修業で茶道やお花をする人が絶えないのには、しっかりとした意味があります。
茶道やお花では、お茶を点てたりお花を活けたりすること以外に、 人としての礼儀作法やおもてなしの心というものを学ぶことが出来ます。
日本古来の伝統を大切にすること、一期一会を大事にすることなど、 他の花嫁修業では学べないことを学べるのが茶道やお花です。
自分が今まで学べなかったことを身に付ける、 それが自分の人間性を高めて、自分を磨ける花嫁修業になるのです。